にっき

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映画見た2
網走番外地
すごく嫌な見方と思われるかも知れません。ここに出てくる罪人たちをちゃんと罪人として見ると、カイジの地下を見ているようなそういう気持ちになります。

正義感が強く見える橘も、いるのは罪人たちの世界です。ムショの中での罪の自慢大会やたばこの取り合いや嫌がらせや罵り合いが、どんなに力強いものであっても罪人の世界の中というのが良いです。

橘は馬鹿なんです。嫌いってわけじゃないよ。そこがいいんです。素直ってより馬鹿。馬鹿だから同じ罪人たちと衝突しちゃったり助けたりする。お母さんのことが心配で仕方なくなる。ムショの中の、狭い世界のさらに小さな世界に追いやられる。そこから自分の過去っていうさらにさらに小さな領域にはいっていく。そこで見つけた感情を持って、後に広大な北の大地と対峙する。それが本当にいいなと思います。

モノクロなのがまた良いですね。モノクロは白を本当にきれいに映し出すなあと感じました。ほんの少しの雪の陰がはっきり見えるの。いいなー。

阿久田さんの豹変するシーンは震えました。かっこいい!と思ってしまうけど、この人だって罪人だ。そこは忘れちゃいけないと思う。
正直この直後の権田については「うおおおおい何しやがる!!!」ってなりました。権田は悪の化身なのかな。自分がどういう心構えを持っていても、状況によっては飲み込まれてしまうような。

世界の話に戻るんですが、妻木さんがとっても重要。囚人たちは基本的に自分のことしか考えてない。脱獄したい、たばこ吸いたい、力を見せつけたい、お母さんに会いたい。でも妻木さんは違った。奥さんを襲われて、橘を撃てる状況だったのに撃たなかった。自分の感情に流されなかった。ここが二人の世界が違うことを表現しているような気がして、ラストシーンなんかはたしかに微笑ましくもあるのですが、同時に残酷だなとも思いました。

冬に見れて良い映画でござんした。
| ぶり | [映画] | 21:39 | comments(0) | - | - | -
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